レモンジンジャー（ヨギ）～ リコリスが入ったちょっと甘いレモンジンジャー

おすすめ度：★★★☆☆

日本でもよく飲まれる「レモンジンジャー」風味ですが、ヨガをルーツにもつハーブティーブランド「ヨギ」が、全く新しい「レモンジンジャー」を生み出してくれました。きっと、これまで持っていた「レモンジンジャー」の概念を崩してくれますよ。

さらに、このレモンジンジャーは、風味を楽しむだけでなく、消化を助けることも目指して作られています。そのため、消化を助ける効果があると言われている他のハーブもいくつか配合されているのも特徴です。

また、通常ハーブティーはカロリーゼロなのですが、このハーブティーは、１カップ（２４０ｍL）につき、５カロリーあるのも面白いですね。

なお、このレモンジンジャーにはカフェインは入っていませんので、カフェインに敏感な方でもカフェインのことを心配せずに飲む事ができます。

このハーブティーに入っているハーブについて

ヨギのレモンジンジャーには、生姜に加えて、レモングラス、レモン風味、リコリスの根、レモンピール、ペパーミントの葉、ブラックペッパー（！？）、天然リコリス風味、クエン酸が入っています。

各原料の効能は、以下のとおりです。

生姜

生姜は、アーユルベーダでは「驚くべきハーブ（Wonder herb）」として知られており、多くの効能があると言われています。生姜の効能としては、消化を助ける、関節の健康を助ける、体を温めるなどが挙げられます。

レモングラス

タイ料理で多く使用されるイネ科の植物「レモングラス」は、呼吸機能を助け、消化も助けるハーブとしても使用されています。

リコリスの根

リコリスの根には甘みがあり、ハーブティーに独特の風味を与えます。リコリスの根は、伝統的に、皮膚と肝臓の働きをサポートするために使用されてきました。

レモンピール

レモンピール（レモンの皮）は、消化を助けるハーブとして知られています。

ペパーミントの葉

ガムなどに使用されるペパーミントですが、伝統的に発汗を促し体温を下げるために使用されてきました。また、消化も助ける効果もあると言われています。

ブラックペッパー

今やお料理に欠かせないブラックペッパーですが、食べ物を引き立てるだけでなく、実は体にも嬉しい効果があるのをご存知でしたか？（私は知りませんでした！） ブラックペッパーには、消化を助けてくれる効果があるそうです。

クエン酸

クエン酸とは、レモンなどの柑橘類に存在する弱酸性の酸で、食べ物や飲み物に加えると、爽やかな酸味を加えてくれます。

箱を開けるとこんな感じ

１箱に１６袋入っています。

今回使用したティーバッグに書かれていたメッセージは「People who love are compassionate」。早速ヨギのウェブサイトで調べてみました。

「愛する人は心優しい」と出てきました。ちょっとわかりにくいですよね。

もうちょっと分かりやすく訳すると、「（人やものを）愛する心を持つ人は、心優しい人」といった感じでしょうか。

入れ方

２４０ｍＬのお湯に対してティーバッグを１個使用します。お湯は沸騰させたものを使用し、抽出時間は７分です。

入れたお茶はこんな感じ

こんなちょっと濃い目の茶色をしています。

その味はというと、口に含むと、まず生姜のぴりりとした辛味がします。辛味は強すぎず、私的にはちょうどよい辛さです。次に、レモン（レモングラス）の爽やかな風味が鼻を通り抜けます。

また、このレモンジンジャーにはリコリスの根が入っているため、わずかに甘みがあり、とても柔らかい味です。リコリスの味に馴染みのない方は、はじめはちょっとびっくりするかもしれませんが、慣れるとくせになる味ですよ。

ペパーミントも入っているようですが、あまり感じられません。

「スタッシュティー」、「ヨギ」、「トワイニング」のレモンジンジャー飲み比べでは、私的にはこのヨギのレモンジンジャーは、スタッシュティーについて２番目に好きでした。

＞＞「レモンジンジャー」３社飲み比べ ～ 私がおすすめするのはこれ！

スタッシュティーのレモンジンジャーがシンプルで真っ直ぐな「レモンジンジャー」といった感じなのに対し、このヨギのレモンジンジャーはちょっと複雑な風味がします。多くの方が思い浮かべる「レモンジンジャー」とはちょっと違うかもしれませんが、私は好きです。

ただ、ちょっと癖のある味で好き嫌いが分かれる風味だと思うので、★３つにしました。

上でも書きましたが、このハーブティーは、健康は消化を助けるように配合されているのも嬉しいですね。

このお茶について

• 基本情報
  ＆注意事項
• 入れ方
  ＆水出し
• 原材料
  ＆内容量